⻄森 早紀⼦NISHIMORI Sakiko
総合研究大学院大学 高エネルギー加速器科学研究科
素粒子原子核専攻
素粒子原子核研究所 ニュートリノグループ
Qなぜ総研大を選びましたか?
A学部学生の時から博士課程に進学して研究をしたいと考えていました。総研大は5年一貫博士課程であり、入学1年目から博士修了までを見据えて研究計画を立てることができます。さらに、KEKという研究機関に身を置くことで、最先端の研究を常に感じることができるいい環境だと思ったので総研大を選びました。
Qニュートリノグループでの研究について教えてください。
A私の所属している主な実験はT2K実験です。その中でもニュートリノビームグループに所属しています。ニュートリノ振動の解析精度を向上させるためにはニュートリノのフラックスの推定精度を向上させることが重要であり、モックアップを用いた実験やニュートリノビームシミュレーション、そしてNA61実験を用いて研究を進めています。
Qニュートリノグループでの研究生活はどうですか?
A毎日新たな学びがある刺激的な生活を送っています。一般的な大学院と違い、周りにいる人が学生より研究者の方が多いのが特徴的で、基本的には1人の研究者として扱ってもらえていると感じています。今までの2年間で海外での実験や研究会にも参加することができ、国内外の様々な研究者と議論を交わすことができました。