KEK/J-PARCニュートリノグループでは、ニュートリノ振動を測定することで、ニュートリノの質量の起源などの解明を行っています。
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日野陽太さんが、1月から新たにニュートリノグループのメンバーに加わりました。
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ニュートリノグループのホームページを更新しました。
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ビーム運転がありました。加速器のビームパワーは過去最高の800kWを達成し、アップグレードが完成したT2K前置ニュートリノ検出器ではニュートリノ反応の測定に成功しました。
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総研大の博士論文発表会があり、ニュートリノグループからはJakkapuが研究内容を発表しました。その後、無事審査を通過して、博士号の認定が行われました。
ニュートリノグループ
についてAbout us
KEK/J-PARCニュートリノグループでは、素粒子ニュートリノの研究を行っています。J-PARCで人工的に大強度ニュートリノビームを作り、前置検出器とスーパーカミオカンデでニュートリノ反応を測定して、295kmの距離を飛行している間に起こるニュートリノの種類の変化(ニュートリノ振動)を測定します。このニュートリノ振動を詳しく調べることで、なぜこの宇宙には反物質がなく物質しか残っていないのか?、なぜニュートリノの質量は他の素粒子と比べて小さいのか? といった謎の解明を目指しています。また、同じJ-PARCで別の方法で作ったニュートリノを用いて、現在までの標準模型で記述されないステライルニュートリノに関する振動現象を探索を行っています。ニュートリノグループでは、総研大大学院生、JSPS特別研究員、JSPS 外国人特別研究員などの受け入れを行なっています。